私たちはいつも「理由のあるデザイン」を心がけています。
理由のあるデザインとは「カッコいいからいいでしょ?」ではなく、「だからこうなんです」と理由があること。それは基本的にそこを訪れるお客様、そこで働くスタッフを基準に考えます。
また「カッコいいお店」より「いいお店」をつくりたいと思っています。
私たちの考える「いいお店」はデザイン評価ではなく、もっと本質的な部分です。作品として評価される建物や空間はたくさんありますが、しかしそれが商業展開として見たときにどうなのか?
たとえば「5年で償却しなければならない店なのに?」「半年先には誰も寄り付かない?」というようなケースがよくあります。本来、オーナーやマーケティングやビジネスで考えていくことを、デザイナーの立場できちんと考えていき、流行るお店かどうかという視点ではっきりとスコアを出していきたいと考えています。
私たちのできることは限られますが、最大限のお手伝いをさせていただき「いいお店」をつくっていきたいと思います。